症状

慢性痛

軟部組織の損傷は治っているはずなのに、いつまでも痛みが持続する慢性痛。

心療内科を受診する人の60%が身体的症状(肩こり、腰痛など)を訴えているとか、慢性腰痛の80%の人にうつ傾向があるという研究報告があります。それらを裏付けるように「抗うつ剤で慢性腰痛の痛みが軽減することがある」と整形外科医もおっしゃっていました。

私も経験から、慢性痛=体の痛み+心の痛みであることを学びました。慢性痛を扱うときには、発症当時の感情ストレスや患者さんの考え方の癖も考慮に入れます。ストレスは、その状況から生まれるのではなく、その人のものの捉え方によって生まれるからです。

【自分を苦しめる考え方の癖】

  • 「白か黒か」といった両極端なものの見方をしてしまう
  • 「いつも」「決して」といった極端な表現を自然に使ってしまう
  • たった一つのでき事を理由に自分を非難してしまう
  • 自分の弱さを過大評価して強さを過小評価してしまう
  • 必ずしも自分の責任でないことについて自分を責めてしまう
  • 自分と関わりないことまで自分と関係づけて考えてしまう
  • 自分が完璧であることを望んでしまう
  • ものごとの悪い面だけをみてしまう
  • 大変なことになる可能性だけを考えてしまう
  • できごとの意味を誇張して考えてしまう
  • ものごとをあるがままに受け止めず「~でなければいけない」と考えて感情的になってしまう
  • 状況を変えるために自分にできることはないと決めつけてしまう
  • 実際に試してもみないで先のことを予想してしまう

参照:「心のつぶやきがあなたを変える」井上和臣著 星和書店

体のケアと同時進行で、この考え方の癖を改める習慣を身につけていただき、慢性痛を改善していきます。

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