タッチフォーヘルス・キネシオロジーの効果
タッチフォーヘルス・キネシオロジーは、なぜ効くのか?
科学的な根拠はまだはっきりしていませんが、不思議の科学的の解明は、仮説、実験、検証・・・この繰り返しです。そこで、その効果について私の独断と偏見で考えてみました。
【推測その1】信じ込みの体系(固定観念)から解放される
【推測その2】前頭連合野の過剰な活動が抑制される
【推測その3】脳内の神経伝達物質のバランスが良くなる
信じ込みの体系(固定観念)から解放される
私たちの身に起こる出来事は、私たちが持っている信じ込み(固定観念)が具現化したものだという説があります。
◆事実1:脳は波動を発している
念じるだけで機械を動かすブレイン・マシン・インターフェイス(Brain-Machine Interface:BMI)という技術をご存知ですか?私たちが何かを考えたときにでる脳波で電化製品をあやつる技術の開発が進んでいます。意識はエネルギーです。
◆事実2:物質の源は波動
私たちの身のまわりにある携帯電話・家電製品・医療機器は、電波(波動)を利用しています。すべての物質は「原子」からできていて、原子は「原子核」と「電子」からなっています。物質の最小単位を素粒子といいます。ミクロな世界の物理学である量子力学では、粒子の振動(波動)が物質をつくると考えられています。
これらのことから、意識エネルギーの波動と物質の波動の共鳴が現実を生みだす、と考えることもできます。だとすれば、私たちがどんなネガティブな信じ込み(固定観念)をもっているのか?を理解して、それをポジティブなものへと変換すればいいのです。あなたが変われば、環境も変わります。
『意識は無意識のあとにやってくる?』
人が指を動かそうとするとき、「動かそう」と意図する自由意志と、筋肉を動かそうと指令する脳のニューロンの運動準備電位が、どんなタイミングで活動するかを計測したカリフォルニア大学のリベット博士の実験だ。結果は直感に反していた。筋肉を動かすための運動準備電位は、意識下の自由意志が「動かそう」と意図する瞬間よりも0.35秒も先だというのだ。常識的に考えると、まず人の心の「自由意志」が「動かそう」と決断し、それに従って体が動くと予想されるのに、結果は逆なのだ。

~ 否定的な自己イメージが否定的な現実を創る ~
・私にはできない →失敗ばかり
・私には価値がない →不幸ばかり
・私には運がない →不運ばかり
・完璧でなければいけない →何も達成できない
・私には悪いことばかり起こる →悪いことばかり
・人生は思い通りにならない →腹がたつことばかり
・世間は安全ではない →恐怖と不安の毎日
・他人は信用できない →常に他人を恐れる
・常に正しくなければならない →気が休まらない
・夢なんて実現しない →閉塞的な人生
・失敗するに決まっている →何も行動できない
・人に心を開いても傷つくだけだ →良好な人間関係が築けない
・良い子でいなければいけない →八方美人で希薄な人間関係
・私の痛みは治らない →治らない
・病気でいるほうが得だ →病気の持続
・悪い私は罰せられて当然だ →苦痛ばかり
・人に嫌われてはいけない →他人と打ち解けられない
・私の体は硬い →柔軟性のないカチカチの体
・生まれつき体が弱い →病弱な体
・お金は災いのもと →お金が寄ってこない
タッチフォーヘルス・キネシオロジーは、私たちがもっているネガティブな信じ込みの体系(固定観念)を変えることができます。
前頭連合野の過剰な活動が抑制される
前頭連合野は前頭葉の前2/3にあり、より良く生きるための脳です。前頭連合野を損傷すると、積極性・計画性・理性が低下するなどして人間らしさがなくなります。
感覚情報のすべてが前頭連合野に集まってきます。前頭連合野は、それらを統合して次の行動を決めたり、新しいことを考えたりします。前頭連合野は、私たちの個性が創られるところです。
<各連合野のはたらき>
- 視覚野:網膜からの情報を「色」「形」「奥行き」「動き」に分解
- 側頭連合野:形、人の顔、図形を意味あるものとして認知
- 頭頂連合野:見たものの位置関係や方向性を認知
- 後頭連合野:視覚野からの情報の分析と統合
- 前頭連合野:思考、推論、計画、学習、注意、抑制、意欲、創造、
感情のコントロール、自己顕示欲など人間らしい精神活動
ものごとに善悪のジャッジをしているのは、私たちの前頭連合野です。前頭連合野のおしゃべりが過ぎると、余計な不安や怒りが芽生えます。
<前頭連合野の活動が過剰なときの考え方>
- ものごとを白か黒のどちらかで考える
- ひとつダメなことがあると、すべてがダメだと考える
- たったひとつの良くないことばかりをクヨクヨ考える
- 悪いところばかりを見て、良いところを見ようとしない
- 根拠もないのに悲観的な結論に至ってしまう
- 自分の失敗を過大に考え、長所を過小評価する
- 自分が正しく相手が悪い、と決めつけてしまう
- 「~すべき」あるいは「~すべきでない」と考える
- 自分や相手に感情的で偏見に満ちたレッテルを貼る
- すべてを自分のせいにしてしまう
タッチフォーヘルス・キネシオロジーは、ストレスを生む考え方を変えることができます。
脳内の神経伝達物質のバランスが良くなる
神経細胞と神経細胞のすき間を電気信号でつなぐ化学物質を神経伝達物質といいます。心の状態は、脳内の神経伝達物質のバランスによって決まります。生活環境の乱れや対人トラブルなどは、神経伝達物質の過剰や不足をおこし、心のバランスを崩します。
<主な神経伝達物質のうち心のはたらきに関わるもの>
青字-神経の活動を抑制させるブレーキ役
赤字-神経の活動を興奮させるアクセル役
●ドーパミン チョー気持ちいい「快感の伝道師」
ドーパミン神経の経路: 中脳→視床下部→大脳辺縁系→前頭葉
適量:爽快感、陶酔感、やる気、創造性
過剰:統合失調症、トゥレット症候群、過食
不足:意欲の減退、引きこもり、パーキンソン病
●ノルアドレナリン 瞬時に臨戦態勢「怒りのホルモン」
ノルアドレナリン神経の経路:青斑核→大脳辺縁系→大脳皮質→小脳→海馬
適量:幸福感、集中力、積極性、痛みの喪失
過剰:不安、恐怖、怒り、そう状態、パニック発作
不足:無気力、無関心、意欲の減退、うつ状態
●セロトニン 安定した心「万能の調整役」
セロトニン神経の経路:縫線核→扁桃体→視床下部→大脳皮質→海馬
適量:覚醒・睡眠、冷静、平常心
過剰:てんかん、セロトニン症候群
不足:うつ状態、パニック発作、キレる、不良姿勢、痛みに敏感
≪セロトニン神経を活性化するコツ≫
5分間のリズム運動:ジョギング、ウォーキング、ガム噛みなど
30分の日光浴:毎日、2500ルクス以上の光を浴びましょう
セロトニン神経への栄養補給:バナナ、納豆、かつお、まぐろ、玄米など
●GABA-ギャバ 暴走は許さない「神経の興奮抑制」
ギャバ神経の経路:大脳皮質、小脳、海馬、脳幹など脳全体に広く分布
適量:恐怖や不安の抑制、
過剰:意欲の減退、気分の落ち込み
不足:不安、不眠、てんかん、爆発的な怒り
●オピオイド 最後の救い?「脳内麻薬」
戦うこともできない、逃げることもできない。自分ではどうしようもない状況が続くと、生存本能の最終手段としてオピオイド(エンケファリン、β-エンドルフィンなど)が分泌されます。オピオイドは、アヘンに似た構造をもち知覚も感情も麻痺させます。本能が命を守ることを最優先させて、優先順位の低い精神活動を鈍らせるのです。
自覚はないんだけど、人から“ひどい肩こり”を指摘される方・・・要注意です!
タッチフォーヘルス・キネシオロジーには、脳内の神経伝達物質のバランスを調整する効果もあるように思います。ただし、半永久的に効果が持続するわけではないので、自分でできるバランス調整法をご指導します。
参考図書
「Newtonムック 脳のしくみ」ニュートン プレス
「Newton 2009年1月号 波動」ニュートン プレス
「脳内不安物質」貝谷久宣 ブルーバックス
「脳と心をあやつる物質」生田哲 ブルーバックス
「いやでも物理が面白くなる」志村史夫 ブルーバックス
「やる気を生む脳科学」大木幸介 ブルーバックス
「心がここまでわかってきた」大木幸介 カッパ・サイセンス
「脳のなんでも小事典」川島隆太 泰羅雅登 中村克樹 技術評論社
「脳のしくみ」泰羅雅登 池田書店
「脳とココロ」永田和哉 かんき出版
「図解雑学 脳のしくみ」ナツメ社
「セロトニン欠乏脳」有田秀穂 NHK出版
「ストレス対処実践法」小林展子 チーム医療
「心のつぶやきがあなたを変える」井上和臣 星和書店

